2月の藍染め

草木染め

 

 

2月というのに今年の冬は雪が全くありません。
こんなに降雪が少ない年は珍しいのではないでしょうか。
いつもの冬でしたら外での染めは寒くて出来ないのですが、朝から春のような陽気なので「今日しかない!」と思い立ち、藍染めをしました。
天然藍の濃縮液を使って糸や古布、ストールを染めました。

 

 

 

 

藍の液から染めた布を引き出し水ですすぐと水の中で布が黄緑色からきれいな緑色に変わり、そして藍色にに変わっていきます。

 

 

 

 

昨年キハダで染めておいたストールを藍で染める「重ね染め」もしました。

 

 

 

 

重ね染めは少し青みのある緑色に染まりました。
シルクとビスコースのストールは、シルクの部分は緑色に、ビスコースの部分は青に染まります。青と緑のコントラストもこれが自然と思えばなぜか愛着が湧いてくるものですね。

 

春を思わせるような風を受けて藍と青緑色のストールはあっという間に乾きました。