藍の茎と生葉の重ね染め
草木染め
今年は藍の生育状態が今一つで、葉の量も例年より少な目の感じでした。
6月、7月の長雨で日照時間が少なかったことと、8月に入ってからの猛暑で天候不順が関係したかもしれません。
9月に入ってからようやく藍の生葉染めが出来るようになりました。
今年は藍の茎染めの後生葉で染める「藍の茎と生葉の重ね染め」に挑戦しました。
茎染めは微量の鉄で薄いグレーに染まります。
その後生葉染めで渋めの青に染めます。
グレーのストールは茎染めのストール。
青系は重ね染めのストールです。
重ね染め一色もきれいですが、グラデーション染めも薄いグレーと渋めの青に染まりました。
緑の茎と葉からいただく美しいグレーと青は本当に短い期間にしか染めることが出来ず、あっという間に藍は花をつけました。