フシグロセンノウ屋敷
景色
藍染めの絞り染め作家の添田公子先生の別荘にお伺いしました。
蓼科の東急リゾート別荘地内にお住まいの先生のお宅は森の中の一軒家といった雰囲気の素敵なお宅でした。
ちょうどフシグロセンノウが咲き始めていました。
「フシグロセンノウ屋敷なのよ~」
と先生がおっしゃる通りご自宅の周りにはフシグロセンノウがあちこちに生えています。
花がたくさん咲くのはこれからで、他にも色々な山野草がありました。
先生のお宅にお伺いしたのは、伐採したキハダの木を頂くためでした。
長い幹をノコギリで車のトランクに載せられる長さに切りました。
他にも染めの材料になる「アブラチャン」や「ムラサキシキブ」などの枝葉もいただきました。
先生の工房に飾られている藍の絞り染め作品も見せていただきました。
先生の藍染めに対する熱意と絞りの高度な技が詰まった作品をまのあたりにするとただただ圧倒されるばかりです。
お洋服も常に藍染めの生地をご自分で縫われており、染めでも洋裁でも少しでも近づきたいと思える先生です。
わずかな時間でも密度の濃い充実した時間を過ごさせていただきました。